江戸しぐさの終焉
星海社新書

江戸しぐさの終焉

著者:原田実

日本の教育をむしばんだ「江戸しぐさ」を終わらせるために

「江戸しぐさ」は、芝三光という人物が、一九七〇年代以降に"創作"したマナー集とでもいうべきものである。そのネーミングとは裏腹に、実際の江戸時代の風俗とはまったく関わりがなく、西洋風マナーの焼き直しや、軍国主義教育の残滓まで含んだ紛いものである。その「江戸しぐさ」は今や、芝の系譜を引く普及団体のコントロール下を離れ、文部科学省や学校教育までも汚染してしまった。我々はどうして、この「作られた伝統」の普及を許してしまったのか。果たして、社会の隅々に拡散してしまった「江戸しぐさ」を終わらせることは可能なのか。本書では、「江戸しぐさ」の普及史を辿りつつ、その「終焉」に至る道筋を提示する。

著者原田実
定価840円(税別)
ISBN978-4-06-138582-5
発売日2016.02.25(発売日はお住まいの地域によって異なります。)

この書籍をシェアする

その他の星海社新書