
星海社新書
牟田口廉也 「愚将」はいかにして生み出されたのか
「愚将」を生み出した原因は、昭和陸軍の組織体質にあった
牟田口廉也は、インパール作戦を失敗に導いた陸軍司令官として知られている。だが、それのみを切り取って牟田口を「愚将」と断じてしまってよいのか。また、責任は彼個人のみに帰せられるべきなのか。本書は牟田口の軍歴を丹念に追うことで「愚将」像を再検討してゆく。参謀畑を歩んでいた牟田口を、支那駐屯軍に左遷せしめた二・二六事件とその後勃発した盧溝橋事件。「常勝将軍」の名を与えたシンガポール攻略作戦。そして、大本営の裁可のもとで発動されたインパール作戦。彼の軍歴の背景から、陸軍の異様な体質が浮かび上がる。不健全な人事、不可解な決裁……昭和陸軍という組織は、自ら「愚将」を生み出したのだ。
| 著者 | 広中一成 |
|---|---|
| 定価 | 1,050円(税別) |
| ISBN | 978-4-06-512728-5 |
| 発売日 | 2018.07.25(発売日はお住まいの地域によって異なります。) |
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