2015年01月05日 更新
星海社新書 僕たちとアイドルの時代
2015年01月22日(発売日はお住まいの地域によって異なります。)
批判の的になった「AKB商法」こそが、新時代の鍵だった!
「AKB商法」という言葉があります。CDを複数枚買ってもらうことを前提としたこのリリース形式は、AKB48を筆頭にグループアイドルの躍進をもたらすと同時に、激しい批判にさらされてもいます。はたして、彼女たちの人気はまがい物で、アイドルなど取るにたらない存在なのでしょうか? 本書ではそのような批判を念頭に置きつつ’70年代から現在までのヒットチャートに基づき、日本のポップミュージックの歴史を振り返っていきます。そこから見えてきたのは、アイドルと「AKB商法」こそが音楽産業を救ったという意外な事実でした。そう、今や「僕たちとアイドル」こそが、新たな時代をもたらしているのです。